河川敷沿いの土手 道に面した敷地は母屋、農業用倉庫、車庫など数棟の建物が並んでいた。 それらの狭間、最小巾4M程の細長く台形型に残された土地を利用して、子世帯5人の暮らす「離れ」を増築する計画である。
 その場所はもともと、地域の子供たちの遊び場であったり井戸端会議の場として、なんとなく「広場的」に利用されてきており、それらの機能を代 替できる屋外空間を用意する必要性も感じた。 そのための場所として小さなデッキテラスを設け全体計画のよりどころとし、 あわせて親世帯とのコミュニケーションの場としての役割もになわせた。
 この外部空間を基点として「主室」(リビングダイニング)が展開する。 敷地の巾に従って細長いトンネル状の空間とし杉板で覆う。 もう片方の端も全開放し、庭を介して河川敷へつながる。 杉材はこの地域でも、とてもポピュラーな木材である。柱材はもちろん、外壁の下見板など、古くから使われつづけている素材である。しかし、そのやわらかく 優しい印象から、どことなく頼りなさも併せ持つ。ここでは、板の継目を眠り目地(目地無し)とする事で大きな「面」として見せ、やさしくて強い空間を目指 した。












































加茂市 杉のトンネル 17

細長く残った敷地。思い切り細長い空間に




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